【登山】緑がエモい南八ヶ岳縦走【後編】
- 2021.02.06
- 登山

こんどうも皆さんおはこんばんにちは,ドルです.
2019年の夏に南八ヶ岳を縦走した際の山行記録の後編になります.
前編はこちら
コース&コースタイム
前編のコピペです.
後編では3日目と4日目の模様をお届けします.
コースは下の画像にあるように美濃戸口から入り,北沢コース通って南八ヶ岳のメインどころを登ったのち北に向けて縦走するコースをとりました.
本当は赤岳,横岳,硫黄岳を同じ日にぐるっと回るつもりだったのですが,ガスってたため途中で切っています.
画像ではミスで横岳まで青線が伸びていませんが実際にはちゃんと踏んでいます.
詳細な行程とコースタイムは↓の通り.
*20代成人男性の単独行
*装備は基本20㎏程度,日帰り装備の時は10から15キロ程度
*写真撮影や休憩の時間も含まれたコースタイムになっています
1日目:
美濃戸口(14:45)→やまのこ村(15:26)
総コースタイム・・・0時間41分
2日目:
※赤岳鉱泉以降は日帰り装備
やまのこ村(5:00)→堰堤広場(5:54)→赤岳鉱泉(6:46)→行者小屋(8:13)→中岳のコル(8:50)(9:54)⇔阿弥陀岳(9:23)→赤岳(10:54)→赤岳展望荘(11:35)→行者小屋(13:10)→赤岳鉱泉(13:34)
総コースタイム・・・8時間34分
3日目:
※硫黄岳⇔横岳間は日帰り装備
赤岳鉱泉(5:35)→赤岩ノ頭(6:53)→硫黄岳(7:20)(9:41)⇔硫黄岳山荘(7:41)(9:14)⇔横岳奥ノ院(8:14)(8:42)⇔横岳(8:30)→夏沢峠(10:37)→箕冠山(11:18)→根石岳(11:31)→東天狗岳(12:02)(12:57)⇔西天狗岳(12:31)→黒百合ヒュッテ(14:17)
総コースタイム・・・8時間42分
4日目:
黒百合ヒュッテ(7:14)→唐沢鉱泉分岐(7:49)→渋の湯(8:41)
総コースタイム・・・1時間27分
3日目
予定より少し遅れて赤岳鉱泉を出発.
次は冬に訪れてアイスキャンディーと温泉のコンボを決めたい(‘ω’)
幸いにも尾根方面は晴れていたので先を急ぎます.
まずは硫黄岳を目指してひたすら樹林帯を登ります.
2日目で下りてきた尾根をまた登るっていうのは若干気が重いですが,晴れた八ヶ岳が待ってるはずなので
森林浴しながらも早めのペースで駆け上ります.
赤岳鉱泉から樹林帯を450m弱登ると赤岩の頭.
一気に視界が開け,登りの疲れも忘れてしまいます.
そのまま一気に硫黄岳まで駆け上がり,赤岳方面を見ると晴れてる...
というわけでこのまま夏沢峠に向かう予定を変更し,2日目のリベンジとして横岳まで縦走をすることにします.
道中の硫黄岳山荘でクマ出没の注意喚起を行っていました.
爆裂火口にダイブするなんてクマさんわんぱくすぎでしょ( ^ω^)・・・
クマの心配をしつつもちょっとガスって来たので,横岳までひたすら急ぎます.
この辺りの難所の奥ノ院も落ち着いていけば特に問題はないかと思います.
正直奥ノ院までで来たのでもう硫黄岳に引き返そうかなあと思ってましたが,念のため三角点のある横岳まで行くことに.
これが大当たりで,写真的には奥の院からよりも横岳三角点からの赤岳の構図のほうが抜群にかっこいい...
ただもう少し青空がもってくれてたらなあ(‘ω’)
2日目のリベンジを無事果たし,イケメンな赤岳を見ることができたのでルンルンで硫黄岳まで戻ります.
硫黄岳からはクマさんがダイブした爆裂火口の横を通り,天狗岳を目指します.
ケルンがいっぱいあるのでガスっても安心.たぶん.
頑張って登った森林限界とも別れ,緑あふれる樹林帯をしばらく進みます.
今はもう復旧しているかもしれませんが,夏沢峠の手前で崩落により迂回しなければならない箇所がありました(2019年8月時点).
この情報を知らずに迂回しましたが,特に道に困ることはなかったです.
無事迂回すると夏沢峠はやまびこ荘.
峠ということはここからまた根石岳にかけて登り返しです.
道中見かけたバゼルの卵.\コンニチハッ!/
そこら辺の里山のピークぐらいの展望しかない箕冠山.
箕冠山を通り抜けるとすぐに根石岳に取り付きます.
赤岳あたりのごつごつ感がなくなり北八ヶ岳感が出てきましたね.
根石岳からは東の天狗も西の天狗も見えます.
ここから見ると登りやすそうですが・・・
さっきまでの北八ヶ岳感は消え,南八ヶ岳感満載.
西天狗に荷物をデポして東天狗を往復後,さらに北上します.
当初の計画ではこの日は高見石小屋辺りで宿泊しさらに北を目指す予定だったのですが,硫黄岳⇔横岳間の縦走&体調の悪化により黒百合ヒュッテをキャンプ地とすることに.
正直つく頃には体調ボロボロでしたが,無事黒百合ヒュッテに到着.
急に予定変更をしてもちゃんとテントを張る場所があるのはありがたい...
ボロボロの体におはぎとストーブのコンボが身に染みる...
この後は鼻水だらだらで早々に就寝しました.
4日目
4日目は体調不良&雨により下山しか頭になく,猛ダッシュで渋の湯まで下ります.
写真を見返し見ると,濡れたコケだったりをもう少し楽しめばよかったなあと思うのですが...
1時間半ほどダッシュで沢の音が大きくなってくると渋の湯に無事下山です.
この後渋の湯にも入浴しましたが秘湯感満載でしたね.
(タオル忘れて着替えのパンツで体をふいたのはここだけの内緒)
下山後は諏訪湖あたりで一泊しようかと思いましたがどこも高いのであきらめてあずさでリッチに直帰.
お疲れさまでした.
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